株式取引の手数料

株式取引に限らず投資を行う際には、そこから得られる利益の大きさも考えるべき大切な事柄になりますが、その投資を行うことに際してかかるコストについても考えを向けるべきであり、どんなに大きな利益を上げていても、そのコストによってその利益は小さなものになってしまいますし、また小さな利益であれば投資取引そのものが無意味なものになることもあるのです。

例えば相場を利用した取引であったとした場合、その相場の予測を的確に行ったり、膨大な時間と労力をかけて精度を高めて取引を行った利益を高めたとしても、コストが足を引っ張ってしまっていては、無駄なことになりますし、こうしたコストは、そうした予測などに知識や経験、労力などをかけるよりもはるかに簡単に、誰でも手間なく下げる事が可能なものとなっているので、株式取引においてはこのコストである、取引にかかる手数料を低くするという事が、まずは考えるべき事柄の一つとなるのです。

株式取引にかかる手数料は、現在は証券会社によって自由に決める事ができるようになっていますので、どの証券会社を選ぶのかによって、このコスト削減を狙うことが可能になります。

こうした株式取引の委託手数料の自由化は1999年に行われ、これをきっかけに多くの証券会社が手数料の引き下げを行いました。
現在の傾向としては、大きく分けてネット証券会社と、大手証券会社や中堅証券会社、地方証券会社との間で、この手数料の設定にある程度の差が見られています。

大手証券会社などは、本店や支店など実際の取引が行える店舗を構えており、また、専用の窓口担当者が、株式取引はもちろん、そのほかの投資取引までの相談に乗ってくれらたりアドバイスをしてくれるために、安心した資産運用を行うことが可能となっています。

こうした証券会社では、複数の資産を持っていたり大口の投資家や、古くから投資取引に親しんできた投資家などの取引が多くあるために、こうした以前からのサービスを行っていて、こうしたことから、株式取引の手数料も比較的高いものとなっており、証券会社の取引手数料の設定にもよりますが、50万円までの株式取引にかかる手数料が6000円前後となっています

これに対してネット証券会社は、実際の取引を行える店舗などはなく、決済のすべてがインターネット上で行われます。
また、アドバイスをしたり注文を取りまとめる個別の窓口担当はつかずに、投資家は自らで取引の方向性を決めて、自らネットで売買注文を行うことになります。
こうした事から、証券会社側のコストも大幅に低く抑えられているために、取引手数料も低くなっています。

ネット証券会社で、大手証券会社と同じような50万円の取引を行った場合の手数料は、おおよそ300円となっており、またネット証券では少額の取引にも段階的な手数料設定を設けている所が多くあり、10万円までの取引であれば100円ほどから、中には手数料を無料とする証券会社もあるのです。

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