インターネット株式取引

株式取引の中で現在に一番に取引が行われているものが、インターネットを利用したインターネット株式取引になります。

このインターネット株式取引は、ここ十数年で急速に発展をしたものであり、このネット株取引がここまで活況を呈しているのには、複合的な理由が存在しています。

こうしたネット株取引が行われる前は、株式取引は証券会社などに営業などの窓口担当が付くことになり、投資家が株式取引を行いたい場合には、証券会社に赴いたり、また担当者が投資家の家を訪れたり、電話での注文やパソコン通信などを用いて注文を入れる事となっていました。

投資家が行った注文は、証券会社の担当者が取りまとめをし、投資や事情状況などのアドバイスや相談を受け付けながら、株式市場にその注文を仲介するという方式で行われており、こうした事から、株式投資は一部の資産と時間にゆとりがある投資家の行うものだったという背景があります。

しかし、1999年に株式投資を行う際の委託手数料が自由化になり、証券会社は顧客獲得のために手数料を引き下げると同時に、コスト削減のために窓口担当を縮小し、当時パソコン通信から切り替わり主流になりつつあった、インターネットを利用した株式取引を行うようになったのです。

その後、インターネットを取り巻く環境は大きく変化し、自宅で大きなパソコンを使う時代から、携帯電話での補助的な取引を経て、スマートフォンを代表するモバイル端末の出現と、インターネットの接続環境の劇的な向上をもってして、現在のインターネット株式取引が作り上げられるようになったのです。

また、証券会社などにも大きな変化があり、2004年には証券業界に他業種からの参加が許されるようになり、この事によって多くのネット証券会社が誕生しました。

ネット証券会社は、それまで主力を担ってきた大手証券会社とは違い、取引を行う店舗などを持たないため、さらにコストを抑える事が可能となり、手数料などを大幅に引き下げ、また、小口の顧客を優遇し株式取引への参加を促すために、少ない投資資金にも対応した段階的な手数料を設定することによって、多くの初心者の投資家を獲得しており、今では個人投資家の実に9割ほどが、ネット証券を利用して株式取引を行っているのです。

このように今では、ノートパソコンやタブレット端末などを利用して株式取引を行ったり、スマートフォンを使った売買注文を行うインターネット株取引が主流となっているのです。

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